【転職理由の作り方がわからない方へ(例文付き)】内定に近づく転職理由の作り方

転職ノウハウ
蔵馬
蔵馬

コタローは転職理由を作る時にこういった悩みはなかった?

  • 作り方がわからない
  • 上手く作れない
コタロー
コタロー

転職理由かワン?僕がご主人様から離れる理由ってことかワン?

蔵馬
蔵馬

言ってしまえばそういうことだけど、さらっと悲しいこと言わないで…(笑)

この記事で「転職理由の作り方がわからない・上手く作れない」という悩みを解決するよ!

この記事の内容

転職理由を作るための5つのステップを解説!

蔵馬
蔵馬

実際に私もこの5つのステップで作成し、内定率を上げることができました!
最後の「まとめ」に例文も挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください!

転職理由を作るための5つのステップ
  • STEP1
    結論

    注意点:不満点をそのまま結論にしない

  • STEP2
    現職(前職)の不満点

    注意点:現職(前職)の不満点をそのまま伝えない

  • STEP3
    自分の想い(転職の軸)

    注意点:現職(前職)の不満点との一貫性を確認
    補足:志望動機との一貫性も確認

  • STEP4
    現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
  • STEP5
    再度、結論

では、具体的に説明していきますね!

結論

転職理由に限らずですが、結論ファーストは重要ですので必ず意識するようにしてください。


理由としては、「何が言いたいのか」が先に明確になることで話の理解が深まりやすくなるためです。


例えば

A「私はあなたの〇〇が苦手で、好きではないです。」

B「私はあなたが好きではないです。なぜなら、あなたの〇〇が苦手だからです。」

この2つの文章があった時に、どちらが理解しやすいでしょうか?


Bの方が理解しやすくないでしょうか?


結論ファーストで話せるかどうかで選考通過率にも影響してきますので、ここはまず押さえておいてください。


ここで、「結論」を作るときの注意点としては

不満点をそのまま結論にしない

ということです。


理由としては、面接官に対してマイナスの印象を与えてしまうからです。


例えば

  • 転職理由としては、給料が安かったからです。
  • 転職理由としては、社風が合わなかったからです。

というような形です。


プラスの印象を与えるためには

自分の想い(転職の軸)を結論にもっていく

がおすすめです。


どのように表現すればいいかは「STEP3:自分の想い(転職の軸)」でも解説しておりますのでそちらも参照ください。


「結論」の部分の作り方は、以下の形がおすすめです。

  • 〇〇な環境で働きたいと考えた。
  • 〇〇していきたいと考えた。

現職(前職)の不満点

次に、現職(前職)の不満点を説明していきます。


「STEP1:結論」と同様に、「現職(前職)の不満点」を作るときの注意点としては

現職(前職)の不満点をそのまま伝えない

ということです。


例えば

A「現職は給与が安く、上司もしっかり評価をしてくれない」

B「現職は評価制度が曖昧で、成果が給与に反映されにくい」

この2つの文章があった時に、どちらがプラスの印象に見えるでしょうか?


似たような内容ですが、Bの方がプラスの印象に見えませんか?


このように

現職(前職)の不満点は「伝え方」がポイント

になってきます。


「伝え方」をうまくするためのコツとしては、「不満点の背景・理由」を押さえるのがおすすめです。


例えば、「給与が安い」といった場合に「給与が安い背景・理由は何か?」を考えていくと良いです。


この場合は、「評価制度が曖昧」「年功序列」などが挙げられると思います。


下表に、よくある不満点に対しての「NG表現」「不満点の背景・理由(例)」「OK表現(例)」を記載しておきますので、参考にしてみてください。

ここで、人間関係を不満点として挙げる場合には注意が必要です。


それは、「個人を特定しすぎると逆に印象が悪くなる」ということです。


例えば、「上司と自分の価値観にアンマッチがあった」といった形です。


理由としては、面接官に「また上司が合わなければ、すぐに会社を辞めてしまうのではないか」と受け取られてしまう可能性が高くなるからです。


ですので、「上司」の部分を「職場」などに言い換えて、「組織全体として価値観が合わなかった」と表現することでマイナスの印象を回避することができます。


ですが、言い換えによるデメリットも存在します。


下表に、人間関係を不満点として挙げる場合の対応案とメリット・デメリットについて簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

案1、2のどちらを取るか難しい所ではありますが、仮に案1で入社できたとしてもミスマッチが絶対起こらないとも言い切れません。


ですので、個人的には案2で選考を進めながら複数社内定を獲得し、入社前に配属部署や上司についてヒアリングしておくのが良いと考えます。

自分の想い(転職の軸)

次に、自分の想い(転職の軸)を説明していきます。


下表に、「STEP2:現職(前職)の不満点」で取り上げたよくある不満点に対しての「自分の想い(転職の軸)(例)」をまとめましたので、参考にしてみてください。

ここで、注意点としては

現職(前職)の不満点と自分の想い(転職の軸)の一貫性を確認する

ということです。


例えば、不満点が「給与」なのに、自分の想い(転職の軸)は「社風」の事を言ってしまっているという感じです。


不満点が「給与」の場合は、自分の想い(転職の軸)も「給与」に関する内容になっているか作成の際に確認しておきましょう。


また、話は逸れますが、自分の想い(転職の軸)はそのまま志望動機にも繋がるので、志望動機との一貫性も合わせて確認しておくようにしましょう。


志望動機の作り方については、以下の記事で解説しておりますので参考にしてみてください。

現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由

次に、現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由を説明していきます。


「この部分も話さないといけないの?」と思った方もいるかもしれません。


結論、話す必要があります。


理由としては、面接官に「改善思考がなく、すぐに会社を辞めてしまうのではないか」と受け取られてしまう可能性が高くなるからです。


例えば、「社風」に不満を持っていて、現職(前職)で上司に相談し、「社風」の不満が解消されたら転職しようとなるでしょうか?


多くの人は「それなら転職しなくてもいいかな」となると思います。


このように

「現職で不満を改善しようと行動したか」がポイント

になってきます。


「現職で改善しようと行動したが、実現しなかったため転職を決意した」と表現することで説得力も増し、選考通過率も上がります。


「現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由」の部分の作り方は、以下の形がおすすめです。

現職で〇〇について上司に相談したが、〇〇により実現できないという話を受けた。

再度、結論

「STEP1:結論」と同じ内容を繰り返せば完成です。

まとめ

完成の例文をご紹介しておきます。

例1)不満点:給与の場合

【1.結論】
転職理由としては、評価制度が整った環境で働きたいと考えたからです。
【2.現職(前職)の不満点】
現職(前職)では、評価制度が曖昧で、成果が給与に反映されにくい状況でした。
【3.自分の想い(転職の軸)】
私としては、成果に対して正当な評価を得ることで、昇給やモチベーション向上に繋げ、より高い成果を挙げていきたいと考えております。
【4.現職(前職)で自分の想いが実現できなかった理由】
現職で、評価制度の見直しについて上司に相談しましたが、制度は簡単に変えられないという話を受けました。
【5.再度、結論】
以上から、評価制度が整った環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

例2)不満点:人間関係・社風の場合 ※《》内は自由記入

【1.結論】
転職理由としては、《自分で考えて行動できる》環境で働きたいと考えたからです。
【2.現職(前職)の不満点】
現職(前職)では、職場が《上司の指示が絶対》という風潮があり、自分の価値観とアンマッチがありました。
【3.自分の想い(転職の軸)】
私としては、過去の《自分で考えた案が採用され、喜んでもらえた》という経験から、《主体性》を大切にしております。
【4.現職(前職)で自分の想いが実現できなかった理由】
現職で、《仕組み》の見直しについて上司に相談しましたが、《このやり方を変えるつもりはない》という話を受けました。
【5.再度、結論】
以上から、《自分で考えて行動できる》環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

例3)不満点:残業の場合

【1.結論】
転職理由としては、月平均残業〇〇以下の環境で働きたいと考えたからです。
【2.現職(前職)の不満点】
現職(前職)では、人手不足で毎月〇〇時間の残業が常態化しており、作業効率も悪い環境でした。
【3.自分の想い(転職の軸)】
私としては、仕事とプライベートのメリハリをつけることでモチベーション向上に繋げ、より高い成果を挙げていきたいと考えております。
【4.現職(前職)で自分の想いが実現できなかった理由】
現職で、体制の見直しについて上司に相談しましたが、簡単には変えられないという話を受けました。
【5.再度、結論】
以上から、月平均残業〇〇以下の環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

例4)不満点:成長の場合 ※《》内は自由記入

【1.結論】
転職理由としては、《挑戦に前向き》な環境で働きたいと考えたからです。
【2.現職(前職)の不満点】
現職(前職)では、マニュアル通りの業務がメインで、スキルアップがしづらい環境でした。
【3.自分の想い(転職の軸)】
私としては、〇〇のスキルを向上させて、〇〇を実現していきたいと考えております。
【4.現職(前職)で自分の想いが実現できなかった理由】
現職で、仕組みの見直しについて上司に相談しましたが、今までこのやり方でやってきたので簡単に変えられないという話を受けました。
【5.再度、結論】
以上から、《挑戦に前向き》な環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

蔵馬
蔵馬

ぜひ参考にして、内定を勝ち取ってください!

コタロー
コタロー

僕もご主人様にはっきり別れを伝えるワン!

蔵馬
蔵馬

いや、ずっとそばにいて…(笑)

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