「仕事に行きたくない…」
そう思っているのに、
「でもそれは甘えなのかもしれない」
「自分が弱いだけかもしれない」
「みんな我慢して働いている」
そんな風に、自分を責めていませんか?
私も同じような経験がありました。
「会社に行くのがしんどい」
「本当は休みたい」
そう感じていても、
「もっと頑張らないといけない」
「これくらいでつらいなんて甘えだ」
と考え、仕事を続けていました。
当時は、仕事に行きたくないと感じる自分に問題があると思っていました。
ですが振り返ると、まず必要だったのは、「甘えかどうか」を決めることではなく、なぜ仕事に行きたくないと感じているのかを整理し、今の自分に負担がかかっていないかを確認することだったと思います。
この記事では、以下のことについてお話しします。
「仕事に行きたくないのは甘えなのかな」と悩んでいる今の自分の状態を知り、無理を続ける前にできることを考えられるようになること。
「仕事に行きたくないのは甘え」と考えてしまうのはどのような状態?
「仕事に行きたくない」と感じていても、
「自分が怠けているだけなのでは」
「もっと頑張っている人もいる」
「これくらいでつらいなんて甘えかもしれない」
と考えてしまうことがあります。
ですが、「仕事に行きたくない」と感じていることだけで、「甘え」と決めつける必要はないと思います。
このようなときは、仕事へ行くことにつらさを感じている一方で、その気持ちを自分で認められなくなっている場合があります。
私自身もそうでした。
本当は仕事へ行くことがかなりつらくなっていました。
それでも、
「まだ我慢できる」
「こんなことで休んではいけない」
と考え、自分のつらさを後回しにしていました。
振り返ると、私は「仕事に行きたくない」という気持ちよりも、「そう感じる自分が弱いのではないか」ということばかり気にしていたのだと思います。
なぜ「甘えなのでは」と考えてしまうのか?
仕事に行きたくないと感じたときに「甘えなのでは」と考えてしまう理由は、人によって違います。
例えば、
- 周りも頑張っているから自分も頑張らなければならない
- 自分だけ休むのは申し訳ない
- 会社や周囲に迷惑をかけたくない
- 弱音を吐くことに抵抗がある
- もっと頑張れるはずだと思ってしまう
など、周囲への遠慮や自分への厳しさが背景にある場合もあります。
私の場合も、
「みんな頑張っている」
「自分だけつらいなんて言ってはいけない」
と考えていました。
そのため、仕事がつらくても、仕事や職場環境から受けている負担には目を向けず、「自分が弱いからつらいのだ」と考えるようになっていました。
私の場合は、次のような流れを繰り返していました。
仕事に行くのがつらい
↓
でも周りも頑張っている
↓
自分ももっと頑張らなければと思う
↓
それでもつらい
↓
「つらいと感じる自分が弱いのでは」と考える
この繰り返しによって、自分のつらさよりも「自分が甘えているのではないか」という考えの方が強くなっていったのだと思います。
自分を責めながら無理を続けるとどうなる?
私は仕事へ行くことがつらくなってからも、
「もっと頑張らないといけない」
「これくらいで弱音を吐いてはいけない」
と考え、仕事を続けていました。
ですが、そのまま働き続けるうちに、仕事以外の時間にも余裕がなくなっていきました。
私の場合は、次のように状態が変わっていきました。
自分を責めながら働き続ける
↓
仕事が終わっても気持ちが休まらない
↓
休日も仕事のことを考えてしまう
↓
心にも体にも余裕がなくなる
↓
会社へ行くこと自体が難しくなる
その後、病院を受診し、適応障害と診断されました。
ただ、自分を責めながら無理を続けているなら、限界になるまで我慢せず、一度立ち止まることも大切だと思います。
適応障害についてもう少し詳しく知りたい方もいると思います。
以下の記事では、適応障害がどのような状態なのか、私が経験した症状や原因について詳しくまとめています。
仕事に行きたくないのは甘えかもしれないと悩んだときに今できること
まずは「なぜ仕事に行きたくないのか」を整理してみる
「仕事に行きたくないのは甘えかもしれない」と悩む状態が続いていると、「自分が弱いだけなのでは」「もっと頑張らなければ」ということばかり考えてしまい、なぜ仕事に行きたくないのか分からなくなることがあります。
そんなときは、次のような点を振り返ってみてください。
このように、「仕事に行きたくない」という気持ちの背景を分けて考えると、自分が何につらさを感じているのか整理しやすくなります。
まずは「甘えかどうか」を考えるのではなく、なぜ仕事に行きたくないと感じているのかを整理してみることが大切だと思います。
以前と違う変化が出ていないか確認する
仕事に行きたくない理由を整理したら、以前の自分と比べて変わったことがないかも確認してみてください。
一つ当てはまるからといって、それだけで今の状態を判断できるわけではありません。
ただ、以前にはなかった変化がいくつか出ていて、それが続いているなら、今の自分に負担がかかっていないかにも目を向けてみてください。
つらさが続く場合は医療機関へ相談する
仕事へ行くつらさや、心や体の変化が続いている場合は、一人で抱え込まず、医療機関へ相談することも選択肢の一つです。
「一度受診した方がいいかもしれない」と思っても、仕事をしながら病院へ行くのが難しいこともあります。
そのような場合は、自宅から医師へ相談できるオンライン診療という方法もあります。
ただし、状態によっては対面での受診が必要になる場合もあります。
心や体のつらさが続いているなら、自分の状況に合った方法で相談することも考えてみてください。
\自宅から今の状態を相談できる/
ここまで今の自分の状態を整理してみて、
「この状態で仕事を続けてもいいのだろうか」
「一度休んだ方がいいのだろうか」
「辞めることも考えた方がいいのだろうか」
と、今後について悩んでいる方もいると思います。
以下の記事では、私自身の経験をもとに、仕事を続ける・休む・辞めるか迷ったときの判断基準をまとめています。
まとめ(この記事のポイント)
「仕事に行きたくない」と感じると、
「自分が弱いだけなのでは」
「もっと頑張らなければ」
と、自分を責めてしまうこともあると思います。
ですが、大切なのは、「甘えかどうか」を決めることではなく、まず何につらさを感じているのかを整理し、今の自分が無理を続けていないかにも目を向けることだと思います。
「仕事に行きたくないのは甘えなのかな」と悩んでいるなら、「なぜ仕事に行きたくないのか」を整理するところから始めてみてください。





