適応障害で休職や退職を経験し、
「次の会社選びで失敗したくない」
「転職してもまた同じことを繰り返さないだろうか」
そんな不安を感じていませんか?
私自身、適応障害を2回経験し、2度の休職・退職を経て転職しました。
1度目の転職では、自分に合う環境を十分に考えられず、再び適応障害になりました。
だからこそ大切なのは、「今の会社を早く離れること」ではなく、「自分に合った環境を選ぶこと」です。
- なぜ会社選びが大切なのか
- 会社を選ぶ前に考えること
- 適応障害の原因別の会社選びのポイント
なぜ会社選びが大切なのか?
私が1度目の転職で失敗した理由の一つは、「今の会社から離れたい」という気持ちが強すぎたことです。
当時は、とにかく今の環境から離れることばかり考えていました。
そのため、
- どんな環境なら長く働けるのか
- 自分は何が苦手なのか
を十分に整理できていませんでした。
その結果、転職後に再び適応障害になりました。
転職そのものが問題を解決してくれるわけではありません。
だからこそ、転職では「今の会社から離れること」ではなく、「自分に合った環境を選ぶこと」が大切です。
会社を選ぶ前に考えること
会社選びをする前に、まずは適応障害になった原因を整理することが大切です。
私の場合は、
- 業務量の多さ
- 短納期のプレッシャー
- 上司からの圧力
- 他部署との板挟み
が大きな原因でした。
そのため転職活動では、業務量や人間関係、プレッシャーの有無を重点的に確認していました。
原因を整理しないまま転職すると、同じような環境を選び、再びつらくなってしまう可能性があります。
適応障害の原因別の会社選びのポイント
適応障害の原因は人によって異なります。
そのため、自分が何にストレスを感じていたのかに合わせて会社を選ぶことが大切です。
業務量の多さがつらかった人
| 確認項目 | 確認方法 | 具体的な確認内容 |
| 残業時間・業務量 | 求人票・面接 | ・通常時と繁忙期の残業時間 ・業務量の変動 |
| 有給取得率 | 求人票・口コミ | 有給取得率、有給の取りやすさ |
| 人員体制 | 面接 | 人手不足ではないか |
面接で確認するときの質問例
■残業時間・業務量
【直接確認する場合】
残業時間 ⇒「繁忙期と通常時では、残業時間はどのくらい違いますか?」
業務量 ⇒「業務量は比較的安定していますか?それとも時期によって変動が大きいでしょうか?」
【聞きづらい場合】
残業時間 ⇒「一年を通して特に忙しい時期はありますか?」
業務量 ⇒「忙しい時期は、どのような働き方になることが多いでしょうか?」
※求人票に記載されている場合もありますが、繁忙期の残業時間までは分からないこともあるため、気になる場合は面接で確認しておくと安心です。
■有給取得率
【直接確認する場合】
「有給休暇は取得しやすい環境でしょうか?」
【聞きづらい場合】
「平均すると、社員の方は年間どのくらい有給休暇を取得されていますか?」
※有給取得率が高くても、実際には取りづらい雰囲気の会社もあります。口コミも参考にしながら確認しておくと安心です。
■人員体制
【直接確認する場合】
「現在のチーム人数と業務分担について教えていただけますか?また、業務量はチームの中で比較的均等に分担されているのでしょうか?」
【聞きづらい場合】
「入社後の教育やフォロー体制について教えていただけますか?」
※一人で抱え込む働き方なのか、周囲に相談しながら進める環境なのかを確認しておくと安心です。
人間関係がつらかった人
| 確認項目 | 確認方法 | 具体的な確認内容 |
| 離職率 | 求人票・口コミ | 若手社員の定着率 |
| 社風 | 面接・社員インタビュー | 協力的な文化があるか |
| 上司との関わり方 | 面接 | 相談しやすい環境か |
面接で確認するときの質問例
■社風
【直接確認する場合】
「ミスやトラブルが発生した場合、どのように対応されることが多いでしょうか?」
【聞きづらい場合】
「困った時はどのように解決されることが多いでしょうか?」
※ミスやトラブルが起きた時に、一人を責める文化なのか、チームでフォローする文化なのかを確認しておくと安心です。
■上司との関わり方
【直接確認する場合】
「上司との面談や1on1はありますか?また、困った時に相談する機会はありますか?」
【聞きづらい場合】
「上司の方とはどのようなコミュニケーションを取ることが多いでしょうか?」
※困った時に相談しやすい環境かを確認しておくと安心です。
プレッシャーがつらかった人
| 確認項目 | 確認方法 | 具体的な確認内容 |
| ノルマの有無 | 面接 | 個人ノルマの有無 |
| 納期の厳しさ | 面接 | 無理な納期が発生しないか |
| 突発対応の頻度 | 面接 | 急な対応が多いか |
面接で確認するときの質問例
■ノルマの有無
【直接確認する場合】
「個人ごとのノルマや目標はありますか?」
【聞きづらい場合】
「目標は個人ごとに設定されるのでしょうか?それともチーム単位でしょうか?」
※数値目標が厳しい職場では、プレッシャーを感じやすいこともあります。
■納期の厳しさ
【直接確認する場合】
「納期は比較的余裕を持って設定されることが多いでしょうか?」
【聞きづらい場合】
「業務スケジュールはどのように管理されることが多いでしょうか?」
※短納期が続く環境では、精神的な負担が大きくなることもあります。
■突発対応の頻度
【直接確認する場合】
「急な依頼や予定外の対応はどの程度発生するでしょうか?」
【聞きづらい場合】
「一日の業務予定が大きく変わることはありますか?」
※突発対応が多い職場では、計画通りに業務を進めることが難しい場合もあります。
私が意識していたこと
求人票に書かれている内容だけでは、実際の働き方や職場の雰囲気までは分からないこともあります。
そのため私は、求人票だけで判断せず、口コミも参考にしながら、面接で実際の働き方や職場環境について確認するようにしていました。
まとめ
- まずは適応障害になった原因を整理する
- 原因に合った確認項目をチェックする
- 求人票だけでなく口コミや面接も活用する
- 自分に合う環境かを確認する
転職で大切なのは、早く会社を変えることではなく、自分に合った環境を見つけることです。
最後に
面接で、条件や制度について聞きすぎると、
「面接官に嫌な顔をされないかな」
「選考に影響しないかな」
と不安になることもあると思います。
もちろん、条件や制度のことだけを質問すると、仕事への関心が伝わりにくくなる可能性はあります。
そのため、仕事内容について質問しながら、働き方や制度についても確認するのがおすすめです。
また、確認した結果、選考に落ちたとしても必要以上に気にする必要はありません。
なぜなら、仮に入社できたとしても、自分に合わない環境であれば、再びつらくなってしまう可能性があるからです。
だからこそ、自分が大切にしたいことはしっかり確認し、納得できる環境を選ぶことが大切です。
時間はかかるかもしれませんが、焦って会社を決めるよりも、自分に合った環境を選ぶことの方が大切です。
再発を防ぐためにも、自分に合った働き方ができる会社を探していきましょう。
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