適応障害になったあと、
「転職したいけれど、不利になるのではないか」
「適応障害の経験があるだけで、採用されにくいのではないか」
「面接で適応障害のことを聞かれたらどうしよう」
と不安になっていませんか?
私自身も、適応障害を2回経験し、転職活動をしたことがあります。
当時は、「適応障害になった自分を採用してくれる会社なんてあるのだろうか」と何度も考えました。
ですが、実際に転職活動をして感じたのは、適応障害だから不利になるというよりも、現在の状態や会社選びの方が大きく影響するということです。
この記事では、実際に適応障害を経験した立場から、転職は本当に不利になるのか、そして転職活動で大切だと感じたことをお話しします。
適応障害だからといって必ず転職で不利になるわけではない
結論から言うと、適応障害だからという理由だけで、転職が必ず不利になるわけではありません。
私自身も転職活動をする前は、「適応障害の経験があると、それだけで採用されにくいのではないか」と不安に感じていました。
ですが実際に転職活動をしてみると、企業が気にしているのは、適応障害の経験そのものだけではないと感じました。
むしろ、
- 今は働ける状態なのか
- 無理なく働き続けられそうか
- 退職理由を自分なりに整理できているか
- 入社後に同じように苦しくならないための考えがあるか
といった点が大切になると感じました。
もちろん、状況によっては転職活動が難しく感じることもあります。
ただ、それは「適応障害だから必ず不利」というよりも、体調の回復状況や退職理由の伝え方、会社選びなどが影響している場合もあると感じています。
適応障害で転職が不利になりやすいケース
ここからは、私が実際に転職活動を経験して、「こういう状態だと転職活動が難しくなりやすい」と感じたケースをお話しします。
適応障害の経験そのものよりも、準備不足や焦りの方が影響することもあると思います。
特に、次のような場合は注意が必要だと感じました。
体調が十分に回復していない
体調が十分に回復していない状態で動き出すと、転職活動が難しくなることがあります。
私自身は、ある程度体調が回復してから転職活動を始めました。
体調が安定していない状態だと、面接で「今は無理なく働ける状態です」と伝えにくくなることもあります。
例えば、生活リズムがまだ安定していなかったり、働くことを考えるだけで強い不安が出たりする状態では、自分自身も「本当に働き続けられるだろうか」と不安になりやすいと思います。
その状態のまま面接を受けると、退職理由や今後の働き方について聞かれたときに、前向きに説明するのが難しくなることもあります。
企業側から見ても、「入社後に無理なく働き続けられるのか」は気になる部分だと思います。
そのため、転職活動では、今の体調が安定しているか、働ける状態まで回復しているかが大切になると感じました。
退職理由を整理できていない
転職面接では、前職を辞めた理由を聞かれることがほとんどです。
そのときに、
「会社が合わなかったからです」
「人間関係がつらかったからです」
だけだと、採用する側は不安に感じるかもしれません。
なぜなら、
「入社後も同じように苦しくなってしまうのではないか」
「また短期間で辞めてしまうのではないか」
と思われる可能性があるからです。
大切なのは、前の職場を悪く言うことではなく、
- どんな環境で苦しくなりやすかったのか
- 次はどんな働き方をしたいのか
- 同じことを繰り返さないために何を意識しているのか
を自分なりに整理しておくことだと思います。
退職理由を整理できていると、適応障害の経験があっても、「次は無理なく働くために考えている」と伝えやすくなります。
結果として、採用する側の不安を少しでも減らすことにつながると感じました。
同じような環境を選んでしまう
私自身、一度目の転職では「会社を変えれば大丈夫」と思っていました。
ですが、仕事内容や職場環境を十分に整理しないまま転職した結果、再び適応障害を経験しました。
今振り返ると、転職で大切なのは、ただ会社を変えることではなかったと思います。
- 自分がどんな環境で苦しくなりやすいのか
- どんな職場なら無理なく働き続けられそうなのか
そこを考えないまま転職活動を進めると、応募する会社の選び方や面接での受け答えも曖昧になりやすいです。
その結果、自分に合わない環境を選んでしまい、また同じように苦しくなってしまう可能性があります。
だからこそ、企業にどう見られるかだけではなく、自分自身が無理なく働ける環境を選ぶことも大切だと感じています。
適応障害の転職で不利になりにくくするために大切なこと
適応障害の経験がある場合、転職活動で大切なのは、無理に自分をよく見せることではないと思います。
むしろ大切なのは、自分の状態やこれまでの経験をもとに、無理なく働き続けるための準備をしておくことだと感じました。
具体的には、
- ある程度体調が回復してから転職活動を始める
- 退職理由を前向きに説明できるようにしておく
- 自分に合う職場環境を整理しておく
この3つです。
私自身も、転職活動では「適応障害だったことをどう思われるか」ばかり気にしていました。
ですが今振り返ると、本当に大切だったのは、適応障害の経験を必要以上に気にすることではなく、同じことを繰り返さないために、自分に合う働き方や職場環境を考えておくことだったと思います。
面接で適応障害のことを聞かれたらどうするか
適応障害の経験があると、面接で聞かれたときにどう答えればいいのか不安になる方も多いと思います。
私自身も、「どこまで話せばいいのだろう」「正直に話したら不利になるのではないか」と悩みました。
ただ、面接では適応障害のことを細かく話すことよりも、今は働ける状態なのか、同じことを繰り返さないために何を考えているのかを伝えることが大切だと感じました。
もし聞かれた場合は、
- 休職や退職に至った経緯を簡潔に伝える
- 現在は働ける状態であることを伝える
- 再発防止のために意識していることを伝える
この3つを意識すると、必要以上に不安を感じずに話しやすくなると思います。
詳しい伝え方で悩む方は、履歴書・職務経歴書・面接での伝え方をまとめた記事も参考にしてみてください。
まとめ
適応障害だからといって、転職が必ず不利になるわけではありません。
ただし、転職活動では次の点が大切だと感じました。
- 体調がある程度回復してから転職活動を始める
- 退職理由を自分なりに整理しておく
- 同じような環境を選ばないようにする
- 自分に合う働き方や職場環境を考えておく
転職は、採用されることだけがゴールではありません。
入社後に無理なく働き続けられる環境を選ぶことが大切だと思います。
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