【例文あり】転職理由とは?作り方から選考通過率を上げるコツまでまとめて解説

転職ノウハウ
蔵馬
蔵馬

本記事は、以下の悩みを持った方に向けた記事になります。

  • 転職理由とは何?
  • なぜ転職理由が必要なの?
  • 転職理由はどうやって作ればいいの?
  • 転職理由に何を書けばいいかわからない
この記事の内容
  • 転職理由とは何か
  • 転職理由が必要な理由
  • 転職理由の作り方(5STEP)
  • 選考通過率を上げるコツ
  • 既に前職を退職している場合の言い回し

私自身適応障害を2回経験し、転職理由をどう作るか非常に悩みました。


人間関係/残業/社風などネガティブな理由が真っ先に思い浮かび、納得できる転職理由を作るのに苦労しました。


そんな私でも転職活動中に転職に関するノウハウを色々学び、自分なりの転職理由を作ることができました。


そして、この記事の内容を実践したことで複数社の内定に繋げることができました。


この記事を読んで、皆さんも内定に繋げましょう。

転職理由とは何か

転職理由とは何?

今の企業を辞めて(前の企業を辞めた)別の企業に行く理由

転職を考える際、何かしら「不満」に感じる部分があって「転職したい」となると思います。

  • 給与
  • 勤務地
  • 社風
  • 人間関係
  • 労働時間(残業時間)
  • 仕事内容
  • 制度/福利厚生
  • 企業の理念/価値観

など不満に感じる部分は色々あるでしょう。


つまり、「転職したい」と思った理由が「転職理由」になります。

転職理由が必要な理由

なぜ転職理由が必要なの?

同じ理由でまたすぐに会社を辞めないかを確認するため

例えば、転職理由が「社風が合わなかった」という場合、企業側からは「どういうところが合わなかったのか?なぜ合わないと感じたのか?」を深掘りされる可能性が高いです。


理由としては、いくらスキルや経験が豊富でも企業側の想いと志願者の想いが合っていないとすぐに辞められてしまう可能性が高くなってしまうからです。


企業側も採用コストと時間を使う以上、長く勤めてもらって企業の成長に貢献してもらえる人材を採用したいため、転職理由を確認してミスマッチが無いようにしています。


ですので、転職理由を考える際は以下のことが重要になってきます。

同じ理由でまたすぐに会社を辞めないかを確認するため
⇒転職先で不満が解消されるか

転職理由を考える際は、自分の不満を整理した上で上記の内容を意識しましょう。

転職理由の作り方(5STEP)

まず、前提として「転職理由と志望動機に一貫性を持たせる」を押さえておきましょう。

【転職理由】
〇〇できないから転職したい
例)手順書通りの業務しかできないから転職したい

【転職の軸】
〇〇を叶えたい
例)自ら考え、行動できる環境で働きたい

【志望動機】
御社で〇〇が実現できると感じたので志望した
例)自ら考え、行動できる環境が御社に整っていると感じたので志望した

このように、転職理由と転職の軸があって志望動機が決まります。


ですので、志望動機を作る前にまず転職理由と転職の軸を明確にする必要があります。


転職の軸の考え方と志望動機の作り方に関しては、以下の記事で解説しておりますので参考にしてみてください。

転職理由の作り方(5STEP)
  • STEP1
    結論

  • STEP2
    現職(前職)の不満

  • STEP3
    自分の想い(転職の軸)+理由

  • STEP4
    現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由

  • STEP5
    再度、結論

STEP1:結論

転職理由に限らずですが、結論ファーストは重要です。


理由としては、「何が言いたいのか」が先に明確になることで話の理解が深まりやすくなるためです。


例えば、以下の2つの文章のどちらが理解しやすいでしょうか?

A「私はあなたの〇〇が苦手で好きではないです」

B「私はあなたが好きではないです。なぜなら、あなたの〇〇が苦手だからです」

Bの方が理解しやすくないでしょうか。


結論ファーストで話せるかどうかで選考通過率にも影響してきますので押さえておきましょう。


また、「結論」を作るときの注意点としては

不満をそのまま結論にしない

理由としては、採用担当者に対してマイナスの印象を与えてしまうからです。


例えば

  • 転職理由は給料が安かったからです。
  • 転職理由は社風が合わなかったからです。

というような形です。


プラスの印象を与えるためには

自分の想い(転職の軸)を結論にする

このように、ネガティブな表現ではなくポジティブな表現で結論を作りましょう。


「結論」は以下のような形でOKです。

転職理由は
例1)〇〇を実現したいと考えたからです。
例2)〇〇な環境で働きたいと考えたからです。
例3)〇〇していきたいと考えたからです。

STEP2:現職(前職)の不満

「STEP1:結論」と同様に、「現職(前職)の不満」を作るときの注意点としては

現職(前職)の不満をそのまま伝えない

例えば、以下の2つの文章のどちらがプラスの印象に見えるでしょうか?

A「給与が安く、上司もきちんと評価をしてくれない」

B「評価制度が曖昧で、成果が給与に反映されにくい」

どちらも給与に関する不満ですが、Bの方がプラスの印象に見えませんか。


このように、現職(前職)の不満は「伝え方」がポイントになってきます。


伝え方を良くするためには「不満の背景/理由」を考えると良いです。


下表に、よくある不満の「NG表現」「不満の背景/理由(例)」「OK表現(例)」を記載しておりますので参考にしてみてください。

不満NG表現不満の背景/理由(例)OK表現(例)
給与給与が安い評価制度が曖昧
年功序列
評価制度が曖昧で、成果が給与に反映されにくい
社風社風が合わない価値観のアンマッチ社風と自分の価値観にアンマッチがあった
人間関係人間関係が合わない価値観のアンマッチ職場と自分の価値観にアンマッチがあった
残業残業が多い人手不足
業務の属人化
作業効率が悪い
人手不足で毎月〇〇時間の残業が常態化しており、作業効率も悪い環境
仕事内容仕事内容が合わないマニュアル通りの〇〇業務マニュアル通りの〇〇業務がメインで自分の想いと合っていない

STEP3:自分の想い(転職の軸)+理由

下表に、「STEP2:現職(前職)の不満」に対する「自分の想い(転職の軸)+理由」を記載しておりますので参考にしてみてください。

不満OK表現(例)自分の想い(転職の軸)理由
給与評価制度が曖昧で、成果が給与に反映されにくい評価制度が整った環境で働きたい成果に対して正当な評価を得ることで昇給やモチベーション向上に繋げ、より高い成果を挙げていきたい
社風社風と自分の価値観にアンマッチがあった〇〇な環境で働きたい過去の〇〇という経験から、〇〇を大切にしている
人間関係職場と自分の価値観にアンマッチがあった〇〇な環境で働きたい過去の〇〇という経験から、〇〇を大切にしている
残業人手不足で毎月〇〇時間の残業が常態化しており、作業効率も悪い環境月平均残業〇〇時間以下の環境で働きたい仕事とプライベートのメリハリをつけることでモチベーション向上に繋げ、より高い成果をあげていきたい
仕事内容マニュアル通りの〇〇業務がメインで自分の想いと合っていない〇〇の業務を通じて〇〇を実現したい過去の〇〇という経験から〇〇していきたいと考えた

STEP4:現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由

この部分も話す必要がある理由としては、採用担当者に「改善思考がなく、不満が出てきたら会社を辞めてしまうのではないか」と受け取られてしまう可能性が高くなるからです。


例えば、「人間関係」に不満を持っていた場合、上司などに相談して不満が解消されたら転職する必要がなくなると思います。


つまり、「不満を解消するために行動したか」がポイントになってきます。


「現職(前職)で不満を解消しようと行動したが、実現しなかったため転職を決意した」と表現することで説得力も増します。


「現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由」は以下のような形でOKです。

現職(前職)で〇〇について上司に相談したが、〇〇により実現できないという話を受けた。

STEP5:再度、結論

「STEP1:結論」と同じ内容を繰り返せば完成です。

選考通過率を上げるコツ

選考通過率を上げるためには、採用担当者に

  • この人は前向きな理由で転職しようとしているんだな
  • この人は長く働いてくれそうだな

と思ってもらうことが重要です。


転職理由はどうしても給与などの条件面/人間関係/残業時間などネガティブな理由になりがちです。


ですが、選考通過率を上げるためにはネガティブな理由だけでなく、ポジティブな理由を盛り込む必要があります。


ですので、選考通過率を上げるためには以下の内容を話すのが良いです。

  1. 仕事内容など自分のやりたいこと
  2. 企業の理念/価値観
  3. 転職の軸に当てはまる内容(無くても可)

これらの内容を1分程度で話せるようにしておきましょう。


話が長くなりすぎると採用担当者も内容が頭に入ってこずに嫌悪感を抱く可能性が高くなります。


私の場合、転職理由2つを1分程度で話せる内容にまとめておりました。

私が実践していた方法
  1. 自分のやりたいこと
  2. 企業の理念/価値観

既に前職を退職している場合の言い回し

既に前職を退職している場合は、採用担当者に「なぜ先に前職を辞めたのですか?」と聞かれるケースがあります。


理由としては、志願者の本性を確認するためです。


退職日から期間があきすぎている場合、採用担当者から「空白の期間は何をしていたのか?」「仕事に対する熱量がないのではないか」と受け取られてしまう可能性が高くなります。


「なぜ先に前職を辞めたのですか?」という質問に対して嘘は当然NGですが、以下のような表現は納得感がありおすすめです。

例)今一度自分自身を見つめ直し、将来像を考える時間を確保することで転職活動に専念したいと考えたからです。

また、退職日から3カ月以内を目安に次の職場に行けるように転職活動を進めるようにしましょう。

例文

私が転職活動で話していた内容を例文として記載しておきます。


以下の例文を参考に、自分なりの転職理由を考えてみてください。


個人の特定防止のため、〇〇で表現している部分がありますのでご了承ください。

転職理由は2つあります。

■結論
1つ目は、幅広い分野にチャレンジできる環境で働きたいと考えたからです。
■現職(前職)の不満
前職では、〇〇の業務がメインで〇〇に携わることができていませんでした。
■自分の想い(転職の軸)+理由
私としては、〇〇の開発を行っていきたいというのと、将来的には〇〇にもチャレンジしていきたいと考えております。
理由としては、過去に〇〇の開発を経験した際にやりがいを感じ、その時の経験を活かして将来〇〇にチャレンジしたいと考えたからです。
■現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
前職で業務内容について上司に相談しましたが、〇〇により実現できないという話を受けました。
■結論
以上から、自分のやりたいことを実現したいと考え、転職を決意しました。

■結論
2つ目は、自分の想いと会社の方針にアンマッチがあったからです。
■現職(前職)の不満
前職では、既存に対して仕様を変更した製品で○○が多発したため、会社として○○していく方針になりました。
■自分の想い(転職の軸)+理由
私としては、より良い製品を作るために「○○」ではなく「改善」を大切にしております。
理由としては、前職で既存の製品に対してのコスト低減案を検討して顧客に提案し、何度もやり取りをしながら最終的に案が採用された際に顧客に感謝され達成感を感じたからです。
■現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
前職で方針の見直しについて上司に相談しましたが、方針はなかなか変えられないという話を受けました。
■結論
以上から、自分の想いと会社の方針にアンマッチがあったため、転職を決意しました。

また、よくある不満のまとめは以下に記載しております。

不満点「給与」の場合

■結論
転職理由は、評価制度が整った環境で働きたいと考えたためです。
■現職(前職)の不満点
現職(前職)では、評価制度が曖昧で成果が給与に反映されにくい状況でした。
自分の想い(転職の軸)+理由
私としては、成果に対して正当な評価を得ることで昇給やモチベーション向上に繋げ、より高い成果を挙げていきたいと考えております。
■現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
現職(前職)で評価制度の見直しについて上司に相談しましたが、制度は簡単に変えられないという話を受けました。
■再度、結論
以上から、評価制度が整った環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

不満点「人間関係/社風」の場合

《》内は自由記入
■結論
転職理由は、《自分で考えて行動できる》環境で働きたいと考えたためです。
■現職(前職)の不満点
現職(前職)では、職場が《上司の指示が絶対》という風潮があり、自分の価値観とアンマッチがありました。
自分の想い(転職の軸)+理由
私としては、過去の《自分で考えた案が好評で、周りに喜んでもらえた》という経験から《主体性》を大切にしております。
■現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
現職(前職)で《仕組みの見直し》について上司に相談しましたが、《このやり方を変えるつもりはない》という話を受けました。
■再度、結論
以上から、《自分で考えて行動できる》環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

不満点「残業」の場合

《》内は自由記入
■結論
転職理由は、《月平均残業20時間以下》の環境で働きたいと考えたためです。
■現職(前職)の不満点
現職(前職)では、人手不足で毎月《45時間》の残業が常態化しており、作業効率も悪い環境でした。
自分の想い(転職の軸)+理由
私としては、仕事とプライベートのメリハリをつけることでモチベーション向上に繋げ、より高い成果を挙げていきたいと考えております。
■現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
現職(前職)で《体制の見直し》について上司に相談しましたが、《簡単には変えられない》という話を受けました。
■再度、結論
以上から、《月平均残業20時間以下》の環境で働きたいと考え、転職を決意しました。

まとめ

転職理由とは何か今の企業を辞めて(前の企業を辞めた)別の企業に行く理由
転職理由が必要な理由・同じ理由でまたすぐに会社を辞めないかを確認するため
⇒転職先で不満が解消されるかを確認する
転職理由の作り方(5STEP)STEP1:結論
STEP2:現職(前職)の不満
STEP3:自分の想い(転職の軸)+理由
STEP4:現職(前職)で自分の想い(転職の軸)が実現できなかった理由
STEP5:再度、結論
選考通過率を上げるコツ・仕事内容など自分のやりたいこと
・企業の理念/価値観
・転職の軸に当てはまる内容(無くても可)
既に前職を退職している場合の言い回し例)今一度自分自身を見つめ直し、将来像を考える時間を確保することで転職活動に専念したいと考えたからです。
コタロー
コタロー

不満ばっかりでてきそうワン!

蔵馬
蔵馬

面接のときは数絞ってね・・・(笑)

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